まるで演劇だ

自分に与えられた役をこなしているだけのような気がしません?人生


最近お休みの日はバンドしかしていません。楽しいので全然モーマンタイです。
近々リリース予定のEPのマスタリングが終わったりMVの撮影が近づいたりラジオやテレビに出るかもしれなくて、いよいよミュージシャン然としてきた気がします。
でもフリーターなんだよな。フリーターの語源ってなんだろう、wikiで調べてみました。
調べただけなのでみんなには教えません。正社員のみんなには教えません。
天地がひっくり返ってもスーツを着たくないのでこのまま古着屋で働き続けて、バンドがもしダメだったら自分の古着屋を開くためにあくせく働くか、山梨にでもいって畑を耕すか、砂漠でなにも欲さずに強く生きるサボテンにでもなりたいです。


今さっき色々思い出したので話を急に変えますが、バンドがもうダメだなってなってそれでもやるライブは本当に辛いんです。前のバンドがそうだったんです。
音楽が、バンドが楽しいのにどんどん世間から離れていく感覚、高崎や甲府のスカスカな箱でライブをやった記憶、ライブ後クソパンクバンドっていってきたあの千葉ルッ○の店長、あ、なんか腹立ってきたもうやめます。
そういう辛苦を味わったことがあるから、今のバンドが上昇気流に乗っていても、「いつかこの下から吹いてくる風はパタンと止んでしまうんじゃないか」という風に手放しで喜べない自分もいます。
でもどうなったとしてもドラムでは絶対誰にも負けたくない。
絶対自分のドラムに満足なんかしない。俺より強い人に勝ちたい。だから今日も練習します。
ナメられたら人生終わりだからよ!


音楽の話なのでこのまま音楽の話をしちゃいます。
俺にとってバンドはブワーってするための道具です。ブワーってなる瞬間が人生に欲しいからバンドをやってます。
もし本を書いて、職場で昇進して、いい陶器が作れて、高飛びで昨日よりも高く飛べて、みたいなそれぞれの瞬間でブワーってできたなら僕は違う道を選んでたかもしれません。
だけど僕はバンドメンバーと音楽をやるぐらいしかブワーってできることがないんです。
だから人生の大事な時期に僕はバンドをやってます。
親から疎まれながら、役所から税金を無駄にとられながら、賃金もろくに貰わずに、バンドに集中できる環境に身を置いています。これしかないから。
これしかない、みたいな言い方しちゃったけど、バンドでブワーってなった瞬間は本当にすごいです。言葉にできない。知らない人は勿体無い。その一瞬で人生の全景が豊かになります。
だからこれでいいのだ。


俺は子どもの頃大学を卒業しても人生って続くんだろうかみたいなことをずっと考えていました。本当に大人ってものになれるのかなみたいなことをずっと考えてました。
片方はあってて片方は間違っていました。人生は続くけど大人ってものには上手くなれなかった。
立派な大人になりたいけどなりたいものになるためにもうちょっと頑張らせておくれ。
いったら笑われちゃうかもしれないけど、グラストンベリーに出たいんです。


耳かきが好きです。形が面白い耳かきが売ってる店があったらラインしてください。
あと旅行に行きたい。
おやすみ。







0コメント

  • 1000 / 1000